インバウンドと日本のアニメ文化

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近年、訪日外国人旅行者数の増加とともに「インバウンド」という単語が話題になってきている。

彼らインバウンドが日本を訪れる目的には、歴史的建造物の探訪、伝統文化との触れ合い、日本食や温泉の体験と様々であるが、今回は日本の誇るサブカルチャーであるアニメ・ゲーム産業への関心を触れてみたい。

日本のアニメや漫画は今では世界各国に向けて翻訳が行われ、そのファンも世界中に存在する。その中で、日本を訪れる外国人観光客の目的に、そういったアニメや漫画に関連したグッズを購入する、アニメイベントに参加する、所謂オタク文化に触れ合うといったものも存在するようだ。例えば、旅行大手のHISでは、大阪・心斎橋に「OTA BASE(オタベース)」という、アニメやファッションを外国人観光客に向けて発信する場所を誕生させている。

こういった文化の中心地である東京・秋葉原や大阪・日本橋では、来たる2020年の東京五輪に向けて町にはインバウンド向けの広告であふれている。例えば、秋葉原にあるとある免税店では、もはや看板に日本語の文字がなく、外国人買い物客の多さを窺い知ることが出来るだろう。

加えて、彼らインバウンドに向けて2016年9月16日に発足した「アニメツーリズム協会」は大きな話題を読んだ。アニメや漫画のモデル地となった場所を「聖地」と呼ぶことがあるが、これら聖地を訪問し、アニメ内と同じアングルで写真をとったり、アニメの世界に入りこんだような感覚を楽しんだりする、「聖地巡礼」は日本のアニメファンだけでなく外国人観光客の訪日理由のひとつに挙げられるほどである。

アニメツーリズム協会ではこれら聖地を、数多ある聖地候補の中から88箇所に絞り、それら情報を国内外に発信し、各地域への客の流れを促していく。地域とコンテンツホルダー(アニメの権利所有者など)、あるいは聖地と聖地をつなぐ観光ルートにも繋げている。すでに観光庁や各自治体が独自に作成したアニメマップは以前から存在していたが、横の繋がりが弱く、画一的な情報の提供には至りづらかった。アニメツーリズム協会の目指すところは、この大きな繋がりの確立ではなかろうか。

正直、インバウンド全体におけるアニメ文化が目的での来日外国人観光客の割合は決して大きくなく、ニッチな市場ではある。だが、ニッチであるからこそ、リピーターになる可能性を大いに秘めているのだ。

 

【まとめ】

ニッチな市場では有るが、日本のアニメ・漫画文化は外国人観光客の中に確かなリピーターを作っているようだ

 

【調査隊】広告のインバウンド化が進む、秋葉原のデジタルサイネージ

https://www.si-po.jp/post/market/24745.html

訪日客もウェルカム! 「オタツーリズム」で日本のアニメ文化発信 大阪・ミナミ「OTA BASE」

http://j.sankeibiz.jp/article/id=368

訪日外国人の聖地巡礼を促進!「アニメツーリズム協会」が発足 アニメの聖地88カ所を選定へ

https://honichi.com/11379

日本政府観光局が「ジャパン・アニメ・マップ」 “聖地”やイベント、英語で紹介

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1106/24/news076.html

 


〔外国人観光客を集客するために〕

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