東南アジアからの観光客事情 の記事一覧

体験型インバウンド

【体験型のインバウンド需要の増加】

最近の訪日外国人旅行客は日本が二回目以上という複数回の訪日客が多くなっています。その影響か、宿泊費や交通費を抑えて何らかの心に残る体験をと考えている方が多いそうです。たとえば、これは体験と言えるかどうか微妙ですが、「築地市場」の見学。英語で”Tsukiji”と検索すると、この築地卸売市場の見学ツアーのことが出てきます。普段は朝、5時台に1回60名ずつ、競りを見るツアーが組まれます。しかしながらこのツアー以外では、ほとんど競りを見ることはできません。なぜなら朝10時まではこの競りを除いて市場に観光客が入ることはできないからです。

さて築地と言えば築地玉寿司は2009年からすしの握り体験を始めています。当初は年に4組程度だった体験も、今や多い時には月に30件近くに及ぶそうです。スモールサン横浜という勉強会で玉寿司の中野里社長のお話をお聞きし、横浜駅の玉寿司の系列チェーンでお寿司をご一緒させていただいたことがありますが、本当に進取の気性に富んだ経営者であったことを思い出します。さすがだなあと感心させられます。

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4.「イスラーム(イスラム)=怖い」なんて失礼。まずは敬意をもって理解すべし。

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女性を取り巻く環境 -愛はみな平等―

 デヴィ・スカルノ夫人ってご存知ですよね。「あ~なたね~ わたくしは…」調子でTVに出演され威勢よくお話しされている方。彼女は日本人でしたが(現在は日本国籍ではなくインドネシア国籍)スカルノ初代インドネシア大統領に見初められ、第3夫人になられた方です。(インドネシアは現在でも一夫多妻が認められている国の一つですが、現在はほとんどが一夫一婦です。)

因みに、日本で一夫一婦制が確立されたのが明治31年。源氏物語で光源氏が葵の上を始め多くの女性を囲っていたように、日本において多妻は珍しいことではなく、江戸時代は参勤交代制やお家存続のための意味もあり、正妻の他に数人の側室なんて普通でした。個人的には何人も面倒臭いと思ってしまいますが、違うのでしょうね。ムスリムの男性は何人も奥さんを迎えられて「羨ましい~」なんて声を聞きますし。

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インドネシアを知らずして東南アジアは語れない

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日本人って結構、欧米事情には詳しいのに、一番身近なアジアの国々のことを知らない人が多い気がします。まずは、私たちにとってバリ島でおなじみの東南アジア最大の人口と面積を誇るインドネシアについて、再確認していきましょう。

面積は日本の5倍、大小合わせて17,000の島々からなる国です。(因みに余談ですが、日本の島の数は6,852島,一番島の数が多い県は長崎県の971島です(海上保安庁調査)) 島国という事で日本と似ていますが大きく違う点は、ほぼ単一民族の日本に対し、インドネシアは490もの民族が一つの国を形成しているということです。

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驚異的なタイのスマホ普及率に注目しよう

今回は、訪日観光客が急速に増えている東南アジアの国々のそれぞれの事情を見ていきたいと思います。

現在、アジア圏では訪日外国人数において中国、台湾、韓国などの次にきているのがタイです。アジア圏では総じてスマホの普及率は非常に高いのですが、そんななかでも、タイは特にソーシャルメディア利用率が日本や世界と比べても、圧倒的に高いという統計が出ています。Facebookにおいては、なんと全人口の約60%の人が利用しているそうです。日本も同じですが、若者の間で情報共有のツールとして日常的に使われているようです。

http://wearesocial.com/uk/special-reports/digital-in-2016

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東南アジア人の観光事情 ~全部言えますか?東南アジアの国々~

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東南アジアと一概にいっても、実際各国名を上げる事が出来る人はどの位いるでしょうか。外務省がHPで明示しているASEAN(東南アジア諸国連合)10ヶ国が一般に東南アジアと呼ばれている国々ですが、地図を見ないで幾つの国を上げることができるでしょうか。

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インドネシア・カンボジア・シンガポール・タイ・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・マレーシア・ミャンマー・ラオスの10ヶ国。南沙・西沙諸島問題、政府が目指すインバウンド観光立国対策など色々話題に上っているとはいえ、実際はかなりいい加減な知識と無関心な状態で日々過ごしているのが現状で、ほとんど把握していないのが現状かと思います。

まずは東南アジア(ASEAN諸国連合の国々)とはどういった国々の集まりなのか知ることが重要です。飛行機を使えばそれぞれの国の首都にはほぼ4~5時間で行ける距離ですが、気候も宗教も歴史的背景も全く異なります。また、国民平均年齢が29.32才であることから、若くて活気のある、これからの国々であるといえます。ちなみに、日本は46.5才です。働き盛りの若者と、先が見えて将来に不安を抱え始また中年といった差を感じます。(国連「World Population Prospects The 2015 Revision」参照)
次は、その若さがどんな力を秘めているかご紹介します。

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SNSからの情報発信が外国人観光客には効果的

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前回は、訪日外国人観光客が来日前に得ている情報の多くはSNSから来ているという話をしました。

多くの外国人がSNSを活用して情報収集しています。SNSでつながっている友達の投稿、観光施設、レストランなどの口コミを読んでいます。それらの口コミ情報をもとに目的地を決めたり、買物する商品を選んだりする傾向があります。SNSで情報発信されることで、その情報が有用と捉えられれば他のSNS利用者たちへ自然と拡散される、という流れがあります。

しかし、訪ねてきてくれた外国人が自分のSNSアカウントで紹介をしてくれるかどうかは、何も手をうたなければ単なるに神頼みでしかありません。経営者はこのような運任せではいけません。自ら積極的にSNS利用者へアプローチして、自分たちの情報が拡散される仕組みを構築していくということが重要です。

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来日中も外国人観光客はSNSを駆使している

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前回は、訪日外国人観光客はSNSを利用して日本の情報を得ているというお話をしました。SNSの口コミで地域の魅力が広まれば、そのスポットを訪れる観光客も増えるという図式です。

まずは、その地域を訪れる外国人観光客にSNSで情報発信してもらう仕掛けを作ることを模索してみてください。それがハードルも低く最小限の予算でできることです。

北関東にある温泉旅館では、海外からの宿泊客にSNSへの投稿をお願いするカードを用意しています。口コミというのは、消費者にとって非常に強力な購買のモチベーションにつながります。実体験から導かれた評判は、一方的な宣伝の何十倍もの力があります。

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訪日外国人観光客の旅の情報源はSNSから

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訪日外国人観光客数が年々倍々ゲームで増えているのは、よくご存知だと思います。日本政府観光局の統計によると今年7月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比19.7%増の229万7000人で過去最高となりました。その増え続ける訪日外国人観光客を対象に、なんらかのサービスやビジネスを提供し、それを柱として育てられないかと模索している国内のビジネスオーナーたちも多いかと思います。

例えばホテルなら館内案内マップを作成する、飲食店ならメニューを多言語に翻訳する等、外国からのお客様がいつ来られても困らないように、日本人客と等しく“おもてなし”ができるように対応策を講じています。

しかしながら現実は、どんなに予算をかけてホームページを多言語化しても、その多言語ページを探し当ててくれる外国人がどれくらいいるのか、そしてそのページにたどり着いた外国人がはたしてその店舗・施設を訪れてくれるのか、その「一番大切かつコアな施策」の部分において適切なソリューション提供がなされておらず、曖昧模糊のまま放置されているケースがほとんどです。

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