ことばと文化の違い の記事一覧

インバウンドと日本のアニメ文化

近年、訪日外国人旅行者数の増加とともに「インバウンド」という単語が話題になってきている。

彼らインバウンドが日本を訪れる目的には、歴史的建造物の探訪、伝統文化との触れ合い、日本食や温泉の体験と様々であるが、今回は日本の誇るサブカルチャーであるアニメ・ゲーム産業への関心を触れてみたい。

日本のアニメや漫画は今では世界各国に向けて翻訳が行われ、そのファンも世界中に存在する。その中で、日本を訪れる外国人観光客の目的に、そういったアニメや漫画に関連したグッズを購入する、アニメイベントに参加する、所謂オタク文化に触れ合うといったものも存在するようだ。例えば、旅行大手のHISでは、大阪・心斎橋に「OTA BASE(オタベース)」という、アニメやファッションを外国人観光客に向けて発信する場所を誕生させている。

こういった文化の中心地である東京・秋葉原や大阪・日本橋では、来たる2020年の東京五輪に向けて町にはインバウンド向けの広告であふれている。例えば、秋葉原にあるとある免税店では、もはや看板に日本語の文字がなく、外国人買い物客の多さを窺い知ることが出来るだろう。

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羽ばたけ農林高等学校の学生たちよ!

この週末の事だ。
新宿に用事があり、出かけたのだが、ふらりと立ち寄った東急ハンズにて青森県立五所川原農林高等学校の生徒たちが自身たちの作っている農産物の紹介・販売に来ていた。
展示品を見ていたら、日本語、英語、タイ語が書かれたポスターが展示されており、彼等がタイと交流があることをちらりとだしていたので、彼等のインバウンド対策はどんな施策なのか聞いてみることにした。

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ベトナム

抵抗と外国からの侵略との戦いの歴史

優しく穏やかなに秘めた芯の強さを持った人達の国

正式名称:ベトナム社会主義共和国

面積:32万9241平方キロメートル(日本とほぼ大きさは和歌山県を差し引いた大きさです(‘◇’)ゞ)

人口:9340万人(2015年 国連人口基金推計)

首都:ハノイ

国民の平均年齢:30.4才 (若くて一番働きざかりの人達がいっぱい)

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世界遺産登録に沸く「和食」ブームの未来は?

2013年に和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録され、いま世界中で和食ブームに染まっているのだが、推計で20,000~24,000店舗あるとされるかなり多くの店では大変残念なことに本当の和食とはかけ離れたものが提供されていることもあるようだ。

1995年のブームから順調に伸びてきた日本食レストラン市場、世界において鮪の爆発的大人気もそれに準ずるが如く伸びを見せている。

その20,000~24,000店舗の中には「和食的食材」を生活に取り入れるだけでユネスコが世界無形文化遺産に登録した「和食」にはならないのは誰が考えてもわかるはずなのだが、和食素材だけ用いて和食とし、健康志向を売りにしている店が多いとか。

では、現在の日本を見てみよう。彼らの称する「和食」とはなんなのだろう?

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インバウンド、インバウンドって言うけど、正直「なにが含まれるの」?

2013年に訪日外国人旅行者数が1,000万人を突破したあたりから「インバウンド」というキーワードが世の中に浮上してきました。

ですがこれもまた横文字であり、それだけで苦手意識を持ってしまう方もいるのではないでしょうか。

IN=中に入る、BOUND=どこかへ向かう。すなわち、日本に入ってきている外国人観光客、ビジネス、観光などを指します。

そこで「イン」があるのだから、もちろん「アウト」もあるはずだよねと思われた方も多いかと思います。アウトバウンドの場合、先ほどのインバウンドとは異なり、OUT=外に出ることを示し、日本から海外へ出て行った人たちのことを示しています。

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英語とは?

英語、それは私たちにとって母国語に次いで重要な言語です。

小学校から習い始めるこの言語は一番馴染みが深いのではないでしょうか。

今回はそんな英語について、以外と知られていない内容にも触れてお話しします。

英語はイギリス・イングランド地方を発祥とする言語で、約80の国や地域で話されており、話者数は約3億3500万人とされています。大きく分けるとアメリカ英語(米語)とイギリス英語に分けられますが、経済・社会・文化など様々な分野においてグローバル化が進む今、国際共有語としても機能しています。

では小さな島国でしかないイギリスの言語がなぜここまで広まったのでしょうか。それは20世紀中盤まで、イギリスは世界の大国であり、多くの植民地を抱えていたことが理由です。その産物がアメリカやカナダ、オーストラリアやニュージーランド等の国々です。

さて、一概に英語と言っても使用している国によって単語レベルで違いが出てきます。ここでそれぞれの特徴を紹介します。

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在位70年、国民の信頼と尊敬を一身に集めた国王がいらした国タイって?

知れば知るほど親近感が湧いてくる国タイを今回はほんの少しですが簡単に紹介します。

面積は:日本の約1.4倍。ミャンマー、ラオス、マレーシアに囲まれたインドシナ半島とマレー半島にまたがっています。

人口は:6593万人。国民平均年齢は38.0才、青年期の多いASEAN諸国の中ではシンガポールと同様、壮年期の域に達している国

共通語は:タイ語 日本では蒙古が攻めてきた「てんやわんや」の鎌倉時代頃、偉大なラームカムヘーン大王が作ったといわれています。

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実は環境から身を守るための意味も? 礼拝(サラート)の作法

このブログ掲載中に、何故イスラームと書くのか?という質問が出たので、礼拝の作法について書く前に、改めて基本的な事項を2つおさえておきたいと思います。

日本では「イスラム教」という名称が主に使われていると思いますが、世界的には「イスラーム」と言われることが一般的になっています。(この言葉自体が宗教を表すので「教」は付けません。)そして信者をムスリムといいます。

もう一つ、忘れてはいけないことは偶像崇拝を禁止しています。20年以上前の話ですが、イスラム圏にご主人が赴任され、一緒に駐在された奥様から聞いた話です。

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この20年間の名目GDPの推移と外国人訪日客の増加の因果関係

10月31日、観光庁は今年の訪日客が2千万人を突破したと発表しました。

さて過去を振り返ってみましょう。15年前の西暦2001年の訪日外国人客は約477万人と現在の4分の1以下です。10年前の2006年は約730万人、5年前の2011年は約620万人(実は前年の2010年は約860万人)でした。今年は10ヶ月で2千万人ですから、年末までに4百万人訪日すると考えると、訪日客はわずか5年で実質4倍になると予想されます。誰もが、「一体何が起こっているのだろう」と裏事情を知りたくなるのではないでしょうか。

ちょっと数字を追いかけます。いくつかの国の名目GDPと一人当たりの名目GDPの推移を1995年から5年ごとに比較しています。

以下の数字は、次の2つのサイトより参照しています。

(http://www.globalnote.jp/post-12794.htmlより)

(http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/の日本政府観光局ホームページより)

この20年間の日本のGDPならびに名目GDPの伸びを、先進国の中から米国、イギリスフランスドイツを抜粋して比較して見ました。

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体験型インバウンド

【体験型のインバウンド需要の増加】

最近の訪日外国人旅行客は日本が二回目以上という複数回の訪日客が多くなっています。その影響か、宿泊費や交通費を抑えて何らかの心に残る体験をと考えている方が多いそうです。たとえば、これは体験と言えるかどうか微妙ですが、「築地市場」の見学。英語で”Tsukiji”と検索すると、この築地卸売市場の見学ツアーのことが出てきます。普段は朝、5時台に1回60名ずつ、競りを見るツアーが組まれます。しかしながらこのツアー以外では、ほとんど競りを見ることはできません。なぜなら朝10時まではこの競りを除いて市場に観光客が入ることはできないからです。

さて築地と言えば築地玉寿司は2009年からすしの握り体験を始めています。当初は年に4組程度だった体験も、今や多い時には月に30件近くに及ぶそうです。スモールサン横浜という勉強会で玉寿司の中野里社長のお話をお聞きし、横浜駅の玉寿司の系列チェーンでお寿司をご一緒させていただいたことがありますが、本当に進取の気性に富んだ経営者であったことを思い出します。さすがだなあと感心させられます。

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