日本の伝統とインバウンド

出社前のテレビのニュース番組で、日本で暮らして生計を立てる外国人労働者の特集を見た。母国と離れて暮らす彼らにとって、日本で生活していくことの意味、そして彼らも注目する訪日外国人観光客「インバウンド」との付き合い方を見ていきたい。

外国人が日本で生計を立てるようになる理由は様々だ。元来留学に来ていた外国人が日本の気候、風土、文化に惹かれて日本に留まったケース。日本での出会いを契機に国際結婚に至り、何らかの理由が生じて日本での生活を決心したケース。

その中で今回は、日本の伝統文化に関わる仕事に就いた外国人について触れていきたい。

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インバウンドと日本のアニメ文化

近年、訪日外国人旅行者数の増加とともに「インバウンド」という単語が話題になってきている。

彼らインバウンドが日本を訪れる目的には、歴史的建造物の探訪、伝統文化との触れ合い、日本食や温泉の体験と様々であるが、今回は日本の誇るサブカルチャーであるアニメ・ゲーム産業への関心を触れてみたい。

日本のアニメや漫画は今では世界各国に向けて翻訳が行われ、そのファンも世界中に存在する。その中で、日本を訪れる外国人観光客の目的に、そういったアニメや漫画に関連したグッズを購入する、アニメイベントに参加する、所謂オタク文化に触れ合うといったものも存在するようだ。例えば、旅行大手のHISでは、大阪・心斎橋に「OTA BASE(オタベース)」という、アニメやファッションを外国人観光客に向けて発信する場所を誕生させている。

こういった文化の中心地である東京・秋葉原や大阪・日本橋では、来たる2020年の東京五輪に向けて町にはインバウンド向けの広告であふれている。例えば、秋葉原にあるとある免税店では、もはや看板に日本語の文字がなく、外国人買い物客の多さを窺い知ることが出来るだろう。

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リピーター率が高いタイからのお客様

2013年7月 ASEAN友好協力40周年を契機にタイ国民の短期滞在者に対して、ビザの免除措置が開始されました。それに伴い現在、タイと日本を結ぶ国際路線が成田・羽田・関空をはじめ全部で6路線から直通便が飛び、加えてLCC(格安航空)が訪日増加に拍車をかけています。

富裕層から中間層に広がる日本観光ブーム。下の表からも見てわかるように、2013年以降、一気に上昇しています。2014年の軍事クーデターなど不安材料はありましたが、経済は手堅く推移していることから、訪日タイ人の数は年々増加の一途をたどっています。また、オリンピックが開催される2020年には150万近くまで伸びるのではと言われています。また驚くことにリピーター率もかなり高くなんと2~5回の比率が一番多いのです。

次にタイ観光客の趣向や動向を詳しく見てみましょう。

A.日本に魅力を感じること

自然・雪・桜

温泉

日本食・伝統文化

自然 四季折々の季節を感じることが出来る日本は魅力そのもの。

 一年を通して温暖なタイ。日本での雪体験は感動。

 日本の自然に触れるのが大好きなタイの人達。タイの人達にとって「ソンクラーン」という旧正月休暇が一番の観光シーズンです(日本のGWと年末年始が一緒に来た感覚?)この時期と日本の桜の季節がちょうど一致しているので、訪日観光客もこの時期とても多いのです。日本人ばかりでなくタイの人達にも桜の景色は心に響くみたいです。

温泉 最初は恥ずかしい→病みつきになる→通になって人に紹介の連鎖の様です。

日本食 定番の「寿司・刺身」32%「しゃぶしゃぶ」13.6%「すき焼き」10.4% (JETRO日本食に対する海外消費者アンケート調査2014.3)の他に、てんぷら・焼き鳥・とんかつは人気が高い。

伝統文化 特別なものではなく庶民の生活に根差した行事に触れることに満足を覚えるようです。例えば、御餅つき、コマ回し、着物や浴衣をきて散策等。

注)ソンクラーン 4月13日~15日の旧正月休暇 一番の観光シーズン

注)外国人にとって温泉は未知の分野への冒険。その分、温泉の入り方や女湯と男湯の区別、入浴時間交代制など分からない事だらけ。提供する側の説明不足で困惑したケースが多くみられます。

B.人気のあるエリア

東京 北海道 大阪 千葉

北海道 やはり雪と自然を満喫できるという所で納得でしょう。

千葉 何故ランクインしているのか不思議!

実は映画やテレビの撮影が行われ、日本でいう撮影現場観光の「聖地巡礼スポット」なんです。「ライジング・サン」登場人物が全て日本人として出演 於千葉県香取市佐原 水郷の町

日本紹介番組で成田取材が多い。

他に日本で撮影された映画などとても多いのに驚きです。

「Letter」 「Timeline」 佐賀県  「フェーンディ」北海道ニセコ 等

番外編 「クーカム」第二次大戦中の日本兵とタイ女性の恋愛 この映画タイの女性が日本人男性に好印象をもつようになった番組の代表ともいえる。(日本で放映されたら嵌るかも)

  1. 人気のお土産グッズ

お菓子類がダントツ一番人気!

その中でも群を抜いて人気があるのが「キットカット抹茶味」!

グリコ「ポッキー」 カルビー「かっぱえびせん」 「白い恋人」…

  1. まだまだ未熟な国、日本

外国人観光客が来日して驚くことは、フリーWiFiスポットが日本はとても少ないことだとか。

東南アジアの国々って日本が思っている以上にネット環境は整っているし、因みにタイはクレジットカードの普及率はアセアン諸国で第一位なのです。

観光の情報収集はインターネット。海外旅行を企画する際は、タイ最大のインターネットコミュニティーサイト「Pantip」をチェックするそうです。ともかくインターネットからの情報収集が一番、上記の他に利用するのはGoogleやJapan Guide、日本政府観光局のHPを参考にしているようです。

そして日本においての宿泊先は

ホテル     56%

ビジネスホテル 22%

ゲストハウス  12%

旅館      10%

日本の伝統文化を満喫したいタイの人達の心を満足させる要素が沢山詰まっている旅館。でもなぜか、宿泊先選択では一番下位。温泉人気を考えたら旅館があまり利用されないのはとても残念な気がします。旅館情報が上手く伝わっていない点など、まだまだ発信力の弱さに加え、旅館自体の敷居が高いのかもしれません。今後受け入れ方法の再考で、かなりの集客は見込めるのではないでしょうか。

 

参考資料 外務省ホームページ アジア     日本政府観光局(JNTO)JETRO   YINDEED MAGAZINE

佐賀トラベルサポートHP

 

羽ばたけ農林高等学校の学生たちよ!

この週末の事だ。
新宿に用事があり、出かけたのだが、ふらりと立ち寄った東急ハンズにて青森県立五所川原農林高等学校の生徒たちが自身たちの作っている農産物の紹介・販売に来ていた。
展示品を見ていたら、日本語、英語、タイ語が書かれたポスターが展示されており、彼等がタイと交流があることをちらりとだしていたので、彼等のインバウンド対策はどんな施策なのか聞いてみることにした。

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ベトナム

抵抗と外国からの侵略との戦いの歴史

優しく穏やかなに秘めた芯の強さを持った人達の国

正式名称:ベトナム社会主義共和国

面積:32万9241平方キロメートル(日本とほぼ大きさは和歌山県を差し引いた大きさです(‘◇’)ゞ)

人口:9340万人(2015年 国連人口基金推計)

首都:ハノイ

国民の平均年齢:30.4才 (若くて一番働きざかりの人達がいっぱい)

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外貨両替所が少ない日本の大都市

先日、一週間弱、出張でタイのバンコクに行っていました。初めてのタイ訪問だったので、その活気に驚かされて帰ってきました。

訪日外国人が年間30百万人に迫ろうとしている日本と比較して、どことなく外国人の受入れ体制という意味で、バンコクの方が一歩上を行っているなと感じたりしてきました。

まず中心地ならそこら中にある外貨の両替所。これが日本にはない。外国人旅行客は、なるべくならたくさんのキャッシュを外貨に変えたくないと考えています。余ったら損をしてまた自国の通貨に変えなければならないからです。だから小出しに両替をしたいと考えています。

ニューヨークを歩いても、ロンドンを歩いても、街中に外貨両替所が溢れています。パスポートひとつで、キャッシュを別の通貨に両替できるのです。

しかしながら日本では、銀行が運営している両替所以外は外貨両替所は存在しません。なんだか本気で外国人をお迎えする気があるかと、心底疑ってしまいます。

この国では先日、訪日外国人を受け入れの一貫として、IR推進法、いわゆるカジノ法案が成立しました。しかしながら、両替所ひとつとっても、まだまだ整備しなければならない点がたくさんあるなと感じて帰ってきました。

【まとめ】

  • 外貨両替所が少ないと外国人観光客は困るのに。

世界遺産登録に沸く「和食」ブームの未来は?

2013年に和食がユネスコの世界無形文化遺産に登録され、いま世界中で和食ブームに染まっているのだが、推計で20,000~24,000店舗あるとされるかなり多くの店では大変残念なことに本当の和食とはかけ離れたものが提供されていることもあるようだ。

1995年のブームから順調に伸びてきた日本食レストラン市場、世界において鮪の爆発的大人気もそれに準ずるが如く伸びを見せている。

その20,000~24,000店舗の中には「和食的食材」を生活に取り入れるだけでユネスコが世界無形文化遺産に登録した「和食」にはならないのは誰が考えてもわかるはずなのだが、和食素材だけ用いて和食とし、健康志向を売りにしている店が多いとか。

では、現在の日本を見てみよう。彼らの称する「和食」とはなんなのだろう?

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インバウンド、インバウンドって言うけど、正直「なにが含まれるの」?

2013年に訪日外国人旅行者数が1,000万人を突破したあたりから「インバウンド」というキーワードが世の中に浮上してきました。

ですがこれもまた横文字であり、それだけで苦手意識を持ってしまう方もいるのではないでしょうか。

IN=中に入る、BOUND=どこかへ向かう。すなわち、日本に入ってきている外国人観光客、ビジネス、観光などを指します。

そこで「イン」があるのだから、もちろん「アウト」もあるはずだよねと思われた方も多いかと思います。アウトバウンドの場合、先ほどのインバウンドとは異なり、OUT=外に出ることを示し、日本から海外へ出て行った人たちのことを示しています。

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英語とは?

英語、それは私たちにとって母国語に次いで重要な言語です。

小学校から習い始めるこの言語は一番馴染みが深いのではないでしょうか。

今回はそんな英語について、以外と知られていない内容にも触れてお話しします。

英語はイギリス・イングランド地方を発祥とする言語で、約80の国や地域で話されており、話者数は約3億3500万人とされています。大きく分けるとアメリカ英語(米語)とイギリス英語に分けられますが、経済・社会・文化など様々な分野においてグローバル化が進む今、国際共有語としても機能しています。

では小さな島国でしかないイギリスの言語がなぜここまで広まったのでしょうか。それは20世紀中盤まで、イギリスは世界の大国であり、多くの植民地を抱えていたことが理由です。その産物がアメリカやカナダ、オーストラリアやニュージーランド等の国々です。

さて、一概に英語と言っても使用している国によって単語レベルで違いが出てきます。ここでそれぞれの特徴を紹介します。

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在位70年、国民の信頼と尊敬を一身に集めた国王がいらした国タイって?

知れば知るほど親近感が湧いてくる国タイを今回はほんの少しですが簡単に紹介します。

面積は:日本の約1.4倍。ミャンマー、ラオス、マレーシアに囲まれたインドシナ半島とマレー半島にまたがっています。

人口は:6593万人。国民平均年齢は38.0才、青年期の多いASEAN諸国の中ではシンガポールと同様、壮年期の域に達している国

共通語は:タイ語 日本では蒙古が攻めてきた「てんやわんや」の鎌倉時代頃、偉大なラームカムヘーン大王が作ったといわれています。

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